青空の下、神社にて

近所の神社でおっさんと爺さんと話をしてた。

昼にぽっかり空いた時間によくいく小さな神社。




ふと、おっさんが僕の身なりを見て、娘の話をはじめた。



お「娘を短大から出してさ、一安心と思ってたら、急に結婚するって言ってさ、連れて来た男がロクでもない男でね。最初は妻から聞いたんですよ。やっぱり娘っていうのは最初に母親なんだよなぁ。んで、その男がまた腕に墨入っとるわ、ネリカン（練馬鑑別所）出だわで、職業は？って聞いたら何にもしてないとか言って。最初は絶対に許さんって思ったんだが、どーやらお腹に子供がいるらしいと。さすがに降ろせ言うわけにもいかんし、渋々承諾したんだけどさ。仕事も就かないで結婚とか言うから、、、まだしっかり働いてりゃ別だけど」

爺「働きもせんと結婚とな。。はぁ～」

お「ま 今はいろいろ職変えて、結局コンクリート検査の仕事就いて結構稼ぐんだよね」

爺「ほぅ」

お「また妹の方がね、、、、、、、、、」



っと話は続いたわけだが、



ちょっと待ておっさん！！

僕を見てその話を始めたということは僕から娘のだんなさん連想したわけだよね。。。


腕に墨も入ってないし、鑑別所も出てないし、役者として生きている。




確かに見た目はいかついよ。


第一印象で「昔悪かったでしょ」なんて言われるタイプだよ。


でもさ、人は見た目じゃないよ。
おっさんともしばらく話してたから分かってくれたと思うけど。



ふーむ。



でも、考えるよなぁ。